人物紹介
今更感がありますが人物紹介です。
カナキ・タイガ
24歳 三級魔法師 『イレイサー』 レートB+→A+
元々は日本で学校の教師をやっていたが、異世界転移で魔法の世界へとやってきた。
日本にいた頃は理性ある怪物として表向きは善良な教師を、裏では数々の人間を拉致、監禁、凌辱、拷問し、凄惨な犯行を繰り返し、日本犯罪史に名前を残す事件を残した。現在も、魔法学校で教師を務める傍ら、機会があれば生徒を拉致監禁している。
学校では魔法の腕は平凡ながらも、卓越した観察眼と人心掌握術を活用して生徒からの人気は高い。更に、禁忌指定の魔法にも手を出しており、他者の魂魄を魔力へと変える『魂喰』や分解魔法『霧幻泡影』など非道ながらも強力な魔法を有する。
アルティ・リーゼリット
16歳 五級魔法師
セルベス魔法学校に通う二年生。魔法の腕はイマイチながらも快活な少女で、カナキのゼミ生徒である。エトとは一年生の時からの知り合いで、特に仲が良い。カナキと師弟関係を結んでおり、彼のゼミに所属している。
エト・ヴァスティ
16歳 五級魔法師
セルベス魔法学校に通う二年生。マティアスの娘であり、母譲りの魔法のセンスと父親譲りの高い身体能力を持つ秀才。現在はアルティの実家で生活している。カナキと師弟関係を結んでおり、彼のゼミに所属している。王女暗殺事件の際、一度死亡するが、マティアスの力により蘇生、その後はマティアスの力の一部を受け継ぐ。
マティアス・?
?歳 『無音の鬼人』レートSS+
エトと住む痩躯の男。魔力を持たない人間であるが、超人的な身体能力と卓越した格闘センスを併せ持ち、シール市では最も強い手配者だったが、先の王女暗殺事件により死亡。ちなみに『メル』と呼ばれる超人ランキングでは27位。30位を越えれば「人外」と判断されるため、彼は十分人間離れしていたことになる。
アリス・レゾンテートル(セニア・マリュース)
?歳 『屍術姫』レートS
『完全なる骸』と呼ばれる最上級魔法を扱う元準一級魔法師(現在は資格を剥奪されている)。日ごろから複数の死体を操って生活している女性であり、滅多に人前には姿を現さない。カナキとは同僚であるセニアを通じて交友を持っていたが、王女暗殺事件をきっかけに離別。現在は皇都にて収容されている。
レイン・アルダール
19歳 二級魔法師
セルベス魔法学校の四年生。治安維持部隊であるカグヤの隊長にして、学園屈指の強さを持つ。常に冷静で歯に布着せない言い方が目立つが、最低限の礼儀はわきまえている。杖と短剣が切り替え可能な魔導具を武器とし、不可視の魔弾をはじめ、多岐にわたる魔法を有する。
カレン・オルテシア
15→16歳 準一級魔法師
セルベス魔法学校に通う一年生。天才王女様。文武両道で圧倒的な美貌も持ち合わせており、カナキ曰く「天が二物も三物も与えた人間」。オルテシア王国内で最年少の準一級魔法師であり、『念動』を応用した飛行魔法などを独自で編み出している。何事にも公平だが、唯一貴族だけは反感を抱いており、自分が王位に就いた際には貴族制の撤廃を考えている。
フィーナ・トリニティ
15歳 三級魔法師→準二級魔法師
セルベス魔法学校に通う一年生。天才王女様のお付き。魔法の才能もさることながら、入学時に知能指数200を叩きだしており、驚異的な頭脳を持つ。王女暗殺事件ではAレートの『狩人』を討ち取り、準二級魔法師へと昇格している。カナキを一目置いており、現在は彼のゼミで体術を中心に習っている。
ルイス・アルバス
15歳 五級魔法師
カナキのクラスの生徒。南国出身の黒人で、誰に対してもフランクな態度で接する。カグヤ所属。
オルガ・シュメル
16歳 四級魔法師
カナキのクラスの生徒。貴族至上主義でプライドも高い。また、幼少期からの英才教育により魔法師としても優秀。
井堂志龍 (シリュウ・イドウ)
16歳 二級魔法師
日本から異世界転生した少年。驚異的な身体能力を持ち、カレンとも互角の戦いを繰り広げる。剣道有段者。
井堂雫 (シズク・イドウ)
15歳 二級魔法師
兄と同じく異世界転生者。兄とは対照的に魔法に高い適正を持ち、準一級魔法師にも遅れを取らない実力を持つ。カナキに不信感を募らせている。
・教師陣
エルピス・ギュンター…一年三組の担任
ドーン・テュペル…カナキと反目する貴族派の教師。
エルメス・サンソン…教頭
マリュー・カンナミラ…一年二組担任
ウルスラ・カリュドーン…一年一組担任
リヴァル・フォン・ゲインシュトゥルト
戦闘実践演習担当 準一級魔法師
元王宮護衛騎士団長。『押し寄せる鉄壁』という異名で当時は恐れられた。
・その他
ハンサ・ビアッジ…カフカの店主。レートはC。
エリアス・リ・モンドール…転移したばかりのシズクたちを最初に拾った王国の一級魔法師。
シャロン・ローズ…三級魔法師。駐屯兵団所属のセルベス学園第六十一期卒業生。学生時代五級魔法師だったにも関わらず、実績を認められてカグヤの隊長を務めた異才。クロスレンジの達人。
キース・アッカーマン…通称『狩人』。レートA。フィーナに倒された後、カナキに魂を喰われる。
ルーク・ストレイド…三年生にして三級魔法師の資格を持った秀才だったが、マティアスに殺される。
シヴァ・ラーメリック…治安維持部隊の団長を務めていた禿頭の大男。魔槍『雷轟槍』を操り、雷魔法を得意とした。
サーシャ・クロイツェ
『共喰い商人』レートA-
裏世界の商人を潰す少女。シールに来てからは魔力阻害の石を商人に売り込み、期日までに売れなければ容赦のない制裁を下す。戦闘能力は不明。
フェルト・?
『毒蛇』レートS+
マティアスと同じく魔力を持たず、伸縮自在の武器『蛇骨槍』を扱う。蛇のような妖艶な女性。
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