自主企画ってご存じですか?
ごきげんよう、もうすぐ創作歴三周年(=なろう歴)を迎えるひだまりのねこですにゃあ!!
いきなりですが、皆さま自主企画ってご存じですか?
ここ小説家になろうにおいて、公式様がやっているのが公式企画、自主企画とは、アカウントを持っているユーザー個人が立ち上げる企画のことです。
読み専の方や書き手の方でも作品を読んでらっしゃる方でしたら、小説のあらすじや前書きに、〇〇様主催の自主企画「〇〇企画」参加作品です、と銘打ってあったりするのを見たことがあるかもしれませんね。
私自身も、活動半年を過ぎた頃から自主企画というものの存在を知ったのですが、最初の頃はとても近寄りがたく、ベテランの方々が鎬を削る血で血を洗う戦場(そういう趣旨の企画も存在はします)だと思っていたんですね。今にして思うと大きな勘違い、思い込みなのですが、多分初見の方にとっては、私同様ハードルがとても高く感じるんじゃないかと思うんです。
私も自主企画に普通に参加出来るようになったのって、活動一年過ぎてからですし、ね。
そして自分で自主企画を主催したのなんて、二周年を迎えてからというチキンぶり。作品が集まらなかったらどうしようってビビりまくって、参加してくれた方で希望者にはイラスト描きます!! なんてやったら想定以上に参加していただけてキャパオーバーでパンクしたのは懐かしい思い出です。
さて、気付きましたか? そうなんです!! 自主企画って、アカウントさえ持っていれば参加することも出来ますし、自分で主催することも出来るんです。
小説投稿サイトの楽しみ方、利用方法はたくさんありますけど、自主企画はその中でも得るものが大きいと思っています。
簡単に自主企画に参加するメリットをまとめると、
① 決められたテーマの中で作品を書く力が養える。
② 他の企画参加者や企画を応援している読者などに読んでもらえる可能性がある、感想を貰える確率が高い。
③ 企画参加を通じて知り合いが増え、交流が広がる可能性がある。
④ 同じテーマの中で他の書き手さまが書く作品と自分の作品を比較することで、自分の特徴を自覚することが出来る。
など他にもありますが、これだけでも大きなメリットになると思います。
少しは興味が出てきましたか?
一言で自主企画と言っても、その形態は様々で企画の数だけパターンがあります。
オーソドックスなのが、テーマ固定企画、タイトル固定企画、ジャンル限定企画、リレー小説なんかも良くあるパターンですね。
変わったところだと、書いた作者を当てる企画、書き出しの良し悪しを競う企画、小説ではなくイラストの企画なんかも結構あります。
ちなみに、私が二周年で主催した企画は「つれないメイド企画」というもので、つれないメイドさんがテーマであれば小説もイラストもOKというものでした。
書き手の皆様は、本当に自分が読みたい小説がないから自分で書いているという方も多いと思うのですが、自主企画は、それを他の作家さまに書いていただける絶好の機会です。同好の士を見つけることが出来るかもしれませんので、主催者様の好きを前面に押し出して良いと思います。
あまりにマニアックだと参加者が居なくなるかもしれませんが、それはそれである意味伝説になりそうなので良いネタ話になると前向きに考えましょう。
当然のことですが、企画へ参加出来るかは主催者様の判断となります。企画によって参加条件がありますので、参加したい場合は、まず企画概要をよく読んだ上で、わからないことがあれば企画主の方に聞いてみましょう。
参加者に厳密な条件を課している企画、タグをつけるだけで良い緩々な企画、新作のみ、旧作もOKなど様々です。自分が参加出来そうな企画が見つかったら、怖がらずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
話はわかった。自主企画に参加してみたい、あるいは興味があるという方、いつどこでやっているのか、どうやって探したら良いのかわかりませんよね?
実はですね……結構難しいです。
というのも、小説家になろうの中には、開催中の自主企画というコーナーやページが存在しません。
つまり、自主企画を探す方も、主催者側も、自分で何とかしなければならないのです。
SNS等で募集をしている方もいらっしゃいますが、小説家になろう内部で可能な告知方法は、現状活動報告しかありません。
もし活動報告から探したいという場合、「小説を読もう」のトップページにある、「ユーザを探す」の新着活動報告という場所で探すことが出来ます。絞り込み検索機能は無いので、タイトルから見つけ出すしかありませんが。逆に企画主様は、必ず活動報告のタイトルにわかりやすく書くと良いと思います。
つまり企画を開催するのはある意味誰にでも出来るのですが、周知させるのは至難の業。つまり、せっかく頑張って企画を練って、準備をして主催しても全く参加作品が集まらないという悲劇が十分起こりえます。
では、定期的に自主企画を主催して安定的に参加者を得ている方々がどうやっているのかと言えば、積極的に色んな自主企画に参加して知り合いを増やしたり、他の方が活動報告で企画を発表したら自分の活動報告でも宣伝するなどの地道な活動で信頼関係を積み重ねているんですね。
こればかりは一朝一夕にはいきませんが、いつか自分でも主催してみたいと思ったら、まずは一度自主企画に参加してみることをおススメします。実際に参加してみることで、参加者が知りたい情報、主催者の対応、企画の告知から運営の仕方などたくさん学ぶことが出来ます。
その中でもっとこうした方が良いと思えば自分なりにアレンジしてみればいいのです。
ただ、気を付けなければならないのは、自主企画といえども、小説家になろうの中で行われる以上、ルールやガイドラインに抵触しないように気を配る必要があります。
その点に関しては、先輩方がノウハウを積み重ねているので、そういった過去の企画概要を参考にしたり、相談することも大切なことです。企画となれば参加してくれた人たちにも迷惑をかけてしまう可能性がありますからね。
もっと具体的に詳しい自主企画のやり方に関して知りたい方は、藤谷 K介(武 頼庵)さまのエッセイ、
『やってみたい? いいんじゃない? じゃぁちょっとしたお手伝いをしようか ~自主企画をやってみたいあなたへ~』https://ncode.syosetu.com/n2186hx/ で丁寧に書かれているので、おススメです。
最後に、私も三周年記念としてエッセイジャンル限定の自主企画を開催予定ですので、ご興味があれば私の活動報告もチェックしてみてくださいね~。
それでは皆様、良きなろうライフを!!