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第19話 マルスをにがしてあげた バイバイ、マルス

       (゜д゜ )<コレデヨイ コレデヨイ コレデヨイ コレデヨイ 

       ノヽノ |

<主人公最強>< < <TS> <架空MMO> <慕ってくれる部下一杯>


地雷職人の朝は早い。

今日も地雷を仕掛け、閲覧者のスコップを爆砕するべく待ち受けるのだ。

 髪を頭の上で結んでポニーテールにし、伊達眼鏡をかける。

 これだけでも印象というのは大分変わるものだ。

 服は今までの白いドレスから白のチュニックと黒スラックスに替え、その上から今まで同様の真紅の外套を羽織る。

 だがこれまでと違い、全身を隠す事はせず羽織るだけだ。

 最後にディーナが翼に包帯を巻き、黒翼を隠す。

 すると不思議な事に翼そのものが目視出来なくなり、天翼族である事すら傍目では分からなくなった。

 これはメグレズが用意してくれたもので、彼が練成した迷彩アイテムだ。

 『ステルス』の魔法がかけられているらしく、これを巻いた部位は周囲の景色と同化して見えなくなるらしい。

 『今まで通りの格好では動き難いだろう』と新しい衣装と合わせて気前よくプレゼントしてくれたのは実に有り難い。


「ふむ、どうだメグレズ。似合っているか?」

「ああ、君は何を着てもよく似合う」


 メグレズのおかげでセルフ拘束プレイからまさかの脱出だ。

 いや、正直ここまでしてくれるとは思わなかった。

 彼にしてみれば俺は突然復活してきた過去の怨敵なわけで、敵対するのが当たり前のはずだ。

 なのにこうしてサポートすらしてくれるとは、有り難すぎて逆に罠なんじゃないかと疑ってしまう。


「なあルファス」

「うん?」

「君は……私達を恨んではいないのか?

あの時、君は間違いなく理想に手が届く所まで来ていた。君が目指した未来へ至る寸前だった。

それを台無しにしたのは私達の裏切りだ……君は、それを憎いとは思わないのか?」


 メグレズの言葉に俺は少しばかり考える。

 憎いだの何だのという気持ちは俺にはないし、抱くはずもない。

 俺にとってあの戦いはゲームでしかなく、実際に体験した事ではないからだ。

 だからその質問に答える代わりに、俺は俺なりの返答を彼に返す事にした。


「民に反乱を起こされたのならば、それは余が王に相応しくなかっただけの事。

其方等が余に不満を感じて決起したならば、それをさせた余の器が足らなかったという事だ。

其方等を憎む理由など一つとしてない」


 鏡で自分の姿を確認し、様々な角度でポーズを付ける。

 うん、なかなかいいんじゃないかこれ。

 動き易いし、何より偉そうじゃない。

 相変わらず吹っ飛んだ容姿のせいで目立つ事は避けられないだろうが全身赤マントの不審者よりは10倍マシだ。

 いや、しかし自分で言うのも何だが化粧なしでこの顔立ちは反則だわ……フォトショで加工したアイドルの写真がそこらの芋女に見えるレベルってどんなんだ。


「だから、其方も己を責め続けるのは止めよ。

正直、痛ましくて見ておれん」


 ルファスは侵略者で、こいつはそれを倒した英雄。

 200年前の事はそれが全てだし、それでいいだろう。

 時代はいつだって勝者が作るのだ。

 ならば負けた時点で俺にどうこう言う事など出来ないし、言う気もない。

 なのに勝った側がいつまでも苦悩していては本末転倒だ。


「其方はこの国の者達にとっては英雄なのだ。

堂々としておれ。200年前と同じようにな」

「忠告痛み入る。…………ありがとう」


 メグレズの顔に僅かに微笑みが戻る。

 この生真面目さだとこれからも悩むのだろうが、少しはマシになったのだと思いたい。

 むしろ本当に謝るべきはこちらの方であり、特に隅っこに縮こまっているあの性別詐称羊こそメグレズに謝らなければならないはずなんだが……。

 しかしアリエスは『ご主人様を裏切った相手に謝りたくない』と駄々を捏ねるので未だ謝罪の一つもメグレズに言っていない。


「さて、では余はそろそろ出発させてもらうぞ。

アリエスが弱体化させてしまったレヴィアはあれで大丈夫だろう」

「感謝するよ。今の私では減ってしまった最大HPまでは戻せないからね」


 アリエスの攻撃で最大HPが下がったレヴィアだが、どうやら材料となる水さえあれば回復は可能らしい。

 とはいえメグレズは回復は出来ても再練成で完全に復元するのは無理だったので、そこだけは俺がやった。

 しかし水で修理出来るって地味に便利だな。

 とりあえず、レヴィアに関しては多分これで問題ないはずだ。


「ルファス」

「ん?」

「……良い旅を」

「言われるまでもない」


 メグレズの激励を受け、俺は思わず微笑む。

 そして手を振り、メグレズ宅を後にした。

 そのまま真っ直ぐ貴族区を抜け、商業区を歩く。

 その道中、特徴的なハゲ頭のガンツを発見し俺は彼に別れを告げるべく寄り道する事にした。


「ガンツ!」

「んお? って、うお! すげえ美人!?

お、お嬢さん、俺に何か用かい?」

「こらこら、今更そんな話し方は無しにしてくれ。

ほれ、余だ。ル――スファルだ。街に来た時世話になったろう」

「……え? え、えええええええええ!?」


 俺がそう言うとガンツは絶句し、そして次の瞬間大声で叫んだ。

 そういやガンツに素顔見せてなかったっけ。

 こりゃ少し失敗したかな、と思うもどうせこれでスヴェル国は出るし別にいいかと考え直す。


「ス、スファルってあの怪しい赤マントの!?

アンタこんな美人だったのか!?」

「はっはっは、褒めるな褒めるな。

これから国を出る事になったので挨拶を、と思ってな」

「お世話になりましたガンツさん。私達はまた旅に戻ります」


 驚くガンツに俺は笑い、ディーナが別れを告げる。

 アリエスは……負い目もあるのか、俺の後ろに隠れて顔すら見せようとしない。

 完全に小動物化してるな、こいつ。


「お、おう、そうか。もう行くのか。

二人共……それからそこの可愛らしいお嬢ちゃんも気を付けてな」

「そいつ男だぞ」

「マジで!?」

「はっはっは。ではな、ガンツ。

また縁があればどこかで会おう」

「あ、ああ……。

スファル…………いや、何でもねえ。元気でな! 気を付けろよ!」


 ガンツに別れを告げ、俺達はスヴェルを旅立つ。

 最後にガンツが俺に何か聞きたそうにしていたが、結局何も聞いて来なかった。

 恐らくあの戦いで俺がアリエスを蹴り飛ばした事を聞きたかったのだろうが、こちらにも込み入った事情があると察してくれたのか、何も聞いてくる事はなかった。

 あるいは、もしかしたら俺の正体に勘付くくらいはしていたのかもな。

 どちらにせよ気持ちの良い男だった。彼には長生きして欲しいものだ。


「で、ディーナ。目的地はここより500km先と言ったが、これからどうする?

余は徒歩でも一向に構わんが」

「はい、提案があります! 私達を乗せて移動してくれるゴーレムを作ってはどうでしょう?!」

「何だ、徒歩は嫌か?」

「いやです! 疲れます!」


 スヴェルを出ればそこから先はどこまで続くかも分からない草原だ。

 一応街道らしきものは作られているものの、これを歩き続けるとなると気が滅入りそうだ。

 もっとも今の俺ならばどれだけ歩いても疲労する事などなさそうなので、これはこれで楽しめる気がする。

 何よりこの距離を徒歩で旅などロマンがあるじゃないか。

 しかしディーナは嫌なのか、ゴーレムを作るよう俺に要求してきた。


 この世界で分かった事だが、ゴーレムはゲーム時ほど馬鹿じゃないのである程度融通が利く。

 例えばゲームだと勝手に敵に突撃して勝手に攻撃を繰り返すが、こっちだとレヴィアなどがちゃんとメグレズの指示に従っていたように結構賢い行動も取れる。

 そして形状に制限などなく、つまり車の形にすれば自律走行する車が出来上がるわけだ。

 故にディーナの要求が可能か不可能かで言えば余裕で可能と言える。


「ふむ、では作ってみるか」

「どうせなら野宿とかしないで済むように寝床とかお風呂とかも一緒に付けちゃいましょうよ」


 ディーナが何かサラリと要求をグレードアップさせてきた。

 適当にオープンカーでも作ってみる気だったのだが、これではキャンピングカーになってしまう。

 アリエスを見ると、彼は自己主張が少ないながらも期待した目で俺を見ている。

 これから俺が何を作るのかが楽しみ、というところか。


「まあ、やってみるか……」


 まず車の大部分を作る鉄だが、これは適当にそこらの岩に含まれる鉱石を材料にすればいい。

 家具に関しては後で考えればいいだろう。

 風呂はとりあえずそれ用の部屋を一つ作って、五右衛門風呂でも作ればいいかな。

 というかこの世界の風呂は普通に五右衛門風呂方式だ。便利な現代風の風呂なんぞあるわけがないし、俺もそっちの詳しい構造を知らないから再現出来ない。

 ベッドは……そこらの木を骨組として形を作る事は出来るが、問題はその上に敷く敷布団と掛け布団だ。

 こればかりは木や岩、そこから発展するコンクリートや鉄を材料に出来ない。

 綿か羽毛でもあれば話は変わるんだが……。


「……あ」

「? どうしましたルファス様? 僕の顔に何か……」


 すぐ近くにいたよ、綿。

 よし、後でアリエスには少し羊に戻ってもらって毛を刈らせてもらおう。

 材料は充分とは言わないまでも最低限揃っている。

 これならそこそこの物が出来上がるだろう。


「練成!」


 まずそこらの岩に含まれた鉱石を鉄へ練成。

 材料を練成して別の材料に練成するのもアルケミストの基本の一つだ。

 ただしこれも作れる材料などはクラスレベルによって変わり、初期のうちは材料→材料の練成が出来なかったりする。

 ミザールみたいにクラスレベル200まで行くとそこらの岩から伝説級の金属まで作れたりするから恐ろしいものだ。

 俺は100で打ち止めにしてしまっているのでそこまでは出来ないがな。


 今作った鉄を再度練成し、キャンピングカーを作る。

 といっても俺は車の詳しい構造なんぞ知らないのでぶっちゃけ車の形をしただけの鉄の塊だ。

 移動は完全にゴーレムの自立走行任せであり、運転席すら付けていない。

 次にガラスをそこらの砂から練成し、窓として付ける。

 内部にはいくつかの区切りを作ってそのうちの一つにでかい釜の五右衛門風呂を設置。

 ついでにキッチンも適当に作っておくか。電気コンロなんて上等なものは用意出来ないけどな。

 前時代的な、この世界の文明レベルに合ったキッチンだ。


「次は……アリエス、一度羊に戻ってくれ」

「え?」

「其方の毛を使う」


 羊形態のアリエスのサイズを考えれば本当に少し毛を取るだけだし、それにどうせ後で生えてくる。

 俺に言われて羊に戻ったアリエスの上に飛び乗り、手刀で毛を適当に取ると、今度はそれを材料として布団を作る。

 この世界で考えるなら驚く程贅沢でフカフカなベッドになるはずだ。

 ついでに木製の椅子も作り、その椅子の上にもアリエスの毛でクッションを作る。


「よし、とりあえずこんなものだろう」


 色々と足りないものもあるが、それは後でどっかの街で買い足せばいい。

 要は走ればそれでいいのだ。

 どれ、せっかくだしキャンピングカーの性能でもチェックしておくか。

 あ、それと名前も付けてやらないとな。

 ゴーレムは作成時に名前を付ける事が可能で、ゲームの時はどこかで見たような名前のゴーレムがあちこちにいた。

 ガン○ムとかゲッ○ーとか、そういうの。

 さて、こいつの名前はどうするかな。

 あまり気取った名前ではなく、かといって忘れ易いような名前でもなく……。


 ……面倒だ。田中でいいや。



 【田中】

 レベル 200

 種族:人造生命体


 HP 12000

 SP 0

 STR(攻撃力) 555

 DEX(器用度) 120

 VIT(生命力) 658

 INT(知力) 9

 AGI(素早さ) 1020

 MND(精神力) 75

 LUK(幸運) 100



 どうやら形状によって多少のステータス上下があるらしい。

 これはゲームではありえなかった事だ。

 車の形にしたからか、スピードだけやけに伸びている。

 といってもこのAGIは移動速度というより戦闘時の行動の速さを決める為の『俊敏性』を表した数値なのでこれが高いからといって足が速いとは限らない。

 まあ、それでもこの車と俺とで競争すれば俺が勝つという確信があるが。


「わあ、流石ルファス様! これなら楽チンですね」


 現金なもので、ディーナが先ほどまでの文句は何処へやらで俺を褒める。

 それに合わせてアリエスがコクコクと頷いているが、こっちは純粋に素直な称賛に思えるので有り難く受け取ろう。

 でもお前は早く元に戻ってくれ。そのサイズだと頷くだけで風圧凄いから。

 中に乗り込み、キャンピングカーに「北に向かって走れ」と命令を下す。

 するとそれを理解してくれたのか、車が走り出した。

 これで目的地までかなり楽に進む事が出来るだろう。


「あ、そうだ。じゃあ必要な家具は私が調達してきますよ。

ちょっと軽く転移して買ってきますので、待ってて下さい」


 そう言い、ディーナは俺の返事も待たずにそこから消えた。

 相変わらず便利だな、転移魔法。本当に羨ましい。

 というか今更だけど、ディーナは転移出来るんだから俺はスヴェルに向かう際に馬車なんか使わず飛んでいけばよかったんだよな。

 どうせディーナを置き去りにしても転移して来るんだから。

 ま、後の祭りだし今はアリエスがいるからそれも出来ない。

 やれやれ、俺ってどうしてこう後になってから気付くかね。

 我ながら抜けてるよなあ……。



 ま、いいや。

 とりあえずもう少し内装を弄ってみるかね。



*






「はあっ……はあ……!」


 ゲイル火山の麓。

 そこで一人の少年が傷付いた身体を引き摺り、血の跡を残しながら這いずっていた。

 ただの一撃――鬱陶しい虫でも払うかのような、そんなぞんざいな一撃を受けただけ。

 だというのに、彼は満足に立ち上がる事すら出来ずにいた。

 虫のように這いずり、無様を晒しながらも必死に、もうとっくにそこから居なくなっている相手から逃げようとしている。


「ル、ルファス・マファールが……あの方が唯一恐れた悪魔が、帰って来た……。

あ、悪夢だ……こんな、こんな事が……」


 仮にもレベル300だったのが幸いした。

 あるいはルファスが彼の事を歯牙にもかけず、適当にあしらっただけだからこそ生き残れたのかもしれない。

 眼中にすらない。それは確かに屈辱だ。

 しかし間違いなく幸運でもあった。そのおかげで彼は今、生き延びているのだから。


 もっとも、その幸運も長続きはしないのだが。



「――あら。まだ生きていたんですね」



 底冷えするような、見下しきった声が聞こえた。

 マルスが動かぬ身体で必死に声のした方向を向けば、そこには一人、青い髪の少女が立っている。

 その顔立ちは逆光で見えず、白い質素な服が何故か上質なドレスであるかのように見える。

 気品、というのだろうか。

 あるいは存在感と呼ぶべきなのかもしれない。

 ともかく、そうした言葉にいい表せない不可思議な何かをその少女は持っていた。

 しかしその顔は――否、口元は半月を描くかのように弧に歪み、喜悦に満ちている。


「駄目ですよ。役目を終えた役者は綺麗に退場しないと。

倒されたはずの駒が後になってまた再登場して尺稼ぎ、なんて誰も得しません。

役目を終えたならば去る。それがゲームのルールです」

「き、君は……! 君は一体……」


 少女はクスリ、と役目を終えた哀れな道化を嘲笑う。

 少年の問いに答える口など持たない。

 冥土の土産、という言葉もあるがそんな面倒なサービス精神など持ち合わせてもいない。

 ただ速やかに、美しく。

 まるで雑草を抜くように、この死に損ないを消してしまおう。

 その残酷な精神だけが少女にはあった。


「さようなら、マルス。哀れなお人形(NPC)




 ――数秒後。そこに少年はいなかった。

 まるで最初から存在などしていなかったかのように痕跡ごと消え、髪の一本すらも残されてはいない。

 そして、それを成した女性もまた、既にその場のどこにも存在していなかった。


感想A「ネトゲに当てはめて考えるとメグレズの言葉は、引退する高レベルプレイヤーにアイテムタカる乞食みたいなもんですね」

メグレズ「!?」

感想B「ほんとに恥知らずやな」

メグレズ「!!?」

感想C「堂々と人類に必要だという言い訳で墓荒しを肯定するメグレズぱねーっす」

メグレズ「…………」


メグレズ「(*´Д`)もっとだ……もっと私を罵ってくれ、蔑んでくれ……。

突き刺さる罵倒と軽蔑の視線だけが罪の意識を薄れさせてくれる……(ハァハァ」

ルファス「……うわあ」



( ´∀`)人 皆様こんばんわ。M87光線です。

とりあえずアリエス編はここまでで終了となり、次回からリーブラ編に入ります。

しかし既にストックの半分を切ってしまったため、ここらで更新ペースを落として週2の月、日更新にしようかと思います。

そんなスローペースでよければ、これからもお付き合い下さい。

では、また次回にお会いしましょう。

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― 新着の感想 ―
メ、メグレズへの印象がガラっと変わっちまう後書きだ...!?
[良い点] おめでとう! メグレズは ドM に 進化した!
[一言] 話題のゲーミング寝具か
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