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メンタルの弱い貴方へ、悪質な感想の対応方法

作者: 亜細万

 豆腐メンタルの皆々様は、悪質な感想が来られた際に、一体どんな対応をしているのだろうか?


 そのままやめちゃうぜ!

 なんて人も居るだろう、なので、悪質な感想が来た際の対応をここに記そうと思う。


 私の場合は大抵真摯に答えさせていただいては居るが、あまりにも悪質であり無意味な感想、またはただの自己表現が来た場合、その日の気分によっては煽ったりしているが、これは決して真似しないでいただきたい。

 何故なら、メッセージボックスに大量の捨て垢からのメッセージが届くからだ。


 小説を書いている人間ならば、その文脈を見ただけで誰が書いているか、なんてわかるものだが、豆腐メンタルの方々は直視に堪えず、へし折れてしまう場合も多いだろう。



 と言う訳で、そんな感想を完全スルーして削除する方法を教えさせていただく、これが出来ないのならば、あなたはネットを使うべきじゃない。


 では。

 悪質な感想が来て、顔真っ赤になるなり、ずーんと凹むなりしたら、まずパソコンのディスプレイから離れよう。

 返信なぞしなくていい、面倒くさい。

 ただ、離れるだけでいい。そして冷蔵庫に向かおう。

 冷蔵庫に貯蔵されている酒、または飲み物を手に取って、ぐびりと飲むべきだ。


 出来るだけ頭を冷ます冷たい飲み物か、心を落ち着かせる温かい飲み物がベストだ。

 悪質な感想を見た時の貴方は、噴き出している味噌汁と変わらない、まず、火を止めて噴き出すのを止めるといい。


 ため息を吐けるまで落ち着いたら、居心地のいい部屋や場所で、のんびりしよう。

 飲み物の追加を持ってきて、読書なんていいかも知れない。はたまた、テレビでもつけて下らない昼ドラでも見ればいい。

 とにかく、他の事をやろう。できるだけ集中できるものがいい。


 ある程度熱中して、時間を忘れてきたら、感想欄に戻っておいで。

 そして、その感想は消さずに、他の感想に返信しよう。貴方の小説を評価してくれる、優しい感想がいい、心がほっこりする。

 他の感想がないならば、削除祭りだ。


 削除するときに、気分が楽になる魔法の言葉がある。


「祭りだ祭りだわっしょいわっしょい! お前もこいつも消えていくー、わっしょいわっしょい!」


 こう言いながら消してみよう。

 悪質な感想がバカバカしく思えてくるぞ。

 踊りなんか加えてみたら効果倍増、後で自分は何をやっているんだろうと凹むだろうが、気にするな。所詮、数多ある黒歴史の一つに過ぎない。

 中学生の頃のノートよりはましだ。


 さて、他の感想があるパターンでは、何故消さないかと言うと、そう言った荒らしが最も頭にくるのは無視される事である。

 荒らすと言う行為は、彼らにとっては自己表現であり、注目を集めたいが為に行っている。消さなければ、見ていない、または欠片も気に止めていないと言うアピールにもなる。


 大抵の荒らしは、BANされるリスクを恐れて、他の小説をターゲットにする。

 ただ、中にはそれすらも恐れない真正のキ○ガイが存在しており、彼らは勝手にヒートアップ。もっと書き込んでやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!と書き込みまくる。


 そうなったら、我々作者の勝利である。

 彼らの感想をスクロールで読み飛ばしつつ、通報しよう。大量に書き込まれていたら、非常に悪質なのでなろう運営がお前なんか消えちゃえしてくれるぞ。


 当然、こう言った行為を行う為に、感想はユーザ限定にしておくべきだ。







 ふむ、今回は短いな。

 なので、批評と嫌がらせの垣根を教えておこう。

 それが解れば、少しは心が楽になるはずだ。


 批評と嫌がらせの決定的な違いは、あなたの作品を読んで好きになったか否かである。


 批評と言うのは、よりよくなって欲しい。と言う強い思いから来ている、これは正しくあなたの作品を愛した人であり、一言で表すならばファンだ。大事にしたほうがいい。


 嫌がらせと言うのは、とにかく自分より下の人間を作りたいと言う、負け犬根性から生まれたものだ。負け犬に負けては世話がない。


 もう一つ、自分の世界観を語りたいだけの、本当に頭がおかしいタイプもいるが、これは割愛する。触らぬ刃物とキ○ガイにたたりなしだ。触るとマジ切れるぞ。気持ち悪いぞ。


 して、批評と嫌がらせの見分け方と言うのは、至極単純な物だ。

 批評は一切作者には触れない、おかしいと言う時は貴方おかしいではなく、作品のここがおかしいと言ってくれる。

 そして、こうした方がいいとは絶対に言わない、何故なら、その人は貴方が書く世界が好きであり、あなたに考えてほしいからだ。


 こうした方がいい言うタイプも荒らしではないのだが、こう返してあげよう。


「設定貸しますので、二次創作してみては如何でしょうか? そこまで深いプロットを書けるなら、そちらはそちらで書いた方がいいと思います。恐らく、面白い物語になると思いますよ。言ってくれれば許可ならすぐに出しますので!」


 三度ほど、今は亡き古い作品でこう返した事があるが、それ以降感想も、もちろん二次創作も出てこなかった。亜細万は凄くがっかりした、結構本気だったのに。そして楽しみにしていた。

 毎日、返した人のユーザーページに飛んで、まだかなまだかなとワクワクしつつ、一ヵ月も音沙汰ないので、取引先に出すようなくっそ丁寧なメッセージで催促してみたら彼は居なくなってしまった。


 今考えたら「おらぁん!? 書いてみろやボケナスー!!」と脅しているようにしか見えない。彼には申し訳ない事した。

 それ位、彼の書いた二次創作のプロットは素晴らしかったのだ。


 私の事はどうでもいい。


 さて、嫌がらせの見分け方は単純だ。

①本当にそこをつつく必要があるのか?

②作品と作者は関係あるのか?

③ほかの作品と比べる必要あるのか?


 この三つに該当したら嫌がらせだ。

 説明しよう。


①重箱の隅を楊枝でほじくるような事を感想に書く奴は、荒らし目的である。

 句読点とか誤字脱字の報告は含まず、例えば主人公の名前がおかしいだの、文字数が少ないだの言う奴の事だ。

 物語の流れと関係ない事をまくしたてる輩は荒らしだ。中には脳内設定をまくしたてるおかしいやつもいる。


②いわずもがな、作者の人間性と作品の良し悪しは全く持って、これっぽっちも、関係ない。

 作者自身の事が出てきたら荒らしだ。殺せ。

 変態が主人公の小説を書いている私は、至ってまともである。


③本当に多いパターンである。

 同じジャンルの小説と比べる人間は荒らしだ、設定が類似している、なんて事は除く。

 大抵、こんな感じで荒らしてくる。

「○○は文章力も高くて、読みやすいのに、★★はここが読みにくくて、設定も糞」

 と他の作品age、自作sageをしてくる。しかも、文章に違いの判る俺SUGEEE的なニュアンスが多い。

 じゃあそっちを読みなさいよと言いたくなるが、スルーしよう。



 短いと思って文章を追加したら随分長くなってしまった。

 語りたい事はまだまだあるが、今日はここまでにしようか。


 では、ストレスフリーな作者生活を心がけよう。

 私でよければ相談に乗るから、反射的に引退はやめようか。そうする前に、まずおいで。

対処、ではなく、対応なのがミソ

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― 新着の感想 ―
[一言] 荒らしているつもりはないんですが、 書かれている内容とても参考になりました。 意図せず嵐にならないように気をつけないとですね。
[良い点] 一旦離れて落ち着く時間を作る。というのは、とても良さそうに思えました。 少し前に、悪意的……というか、個人企画に参加した際の、企画の趣旨に添った作品を書いたら、全否定の上に設定全て開示が…
[良い点] 面白かったです! 特に! 『作者自身の事が出てきたら荒らしだ。殺せ。』 笑ってしまいました! [一言] 『メッセージボックスに大量の捨て垢からのメッセージが届くからだ』 これにはびびりまし…
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